読書

背信の科学者たち W・ブロード・N・ウェード著を
チラチラと読む

伝統的な科学観
1.科学における認知構造
観察、測定→仮説→実証

2.科学的主張の検証可能性
論文提出
→編集者による検証
(論文が新しいものか、引用された研究結果の判断の正当性を吟味)

→公表→他の研究者による検証(実験とか)

3.科学者による審査過程
研究の価値を審査

で、引用として注目すべきなのは

科学者はこのような科学観に縛られており、
ここからはみ出たものに関心を示すことはない。
しかし、これは主に哲学の研究者に由来する
ものであり、現実の科学を反映するものではない〜(中略)
哲学者は、科学の論理性に、社会学者は、
科学の規範について興味を抱き、歴史学者は多くの
場合、合理性の勝利を証言する…
(10ページ)

でまあ、結論としてはこう

科学者の成功への欲求がこれらの論理において
顧みられることは少ない

基本的には問題提起に終始。