2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

国道四号線を突っ走っていた 倒置法をつかうほどのこともない ぼろっちい軽で がたがたとゆれながら気鬱になった のどかな風景ゆっくり走る軽 という特権はここにはないから いくつかの破滅をエンターテイメントとして 考えながら時間をつぶしたうすっぺらな…

25.5全く新たな法令が布告された。読んではいないし細部も知らないが 誰もが自然に慣れ従った。俺の領土は猫の額ほどもなかったが、ここに立っているだけで 両足裏の部分だけは領土としての主張ができることになった。そして侵犯が足を踏むという行為に限ら…

宇宙を越えて町並みへゆこう

毎の朝から晩にいたるまで シャンといかつい格好で ゆれてあるくのは夏の熱病で 汗も涙もそのまんま 急に冷えたビルのなか 階段を歩いては 気が咎めてまた降りるつまり、この階段を下りていって 階段の一段いちだんを ふみしめるたびに くらくなるというわけ…

永劫回帰の 五十億年後の弥勒で会おう。> つまりはぶっちゃけていえば 永久に会う機会はないが すこしは脳裏のかたすみで 恋焦がれていようってことだ。 君が月星のスニーカーかなにかで ぐちゃりとも言わないで ただ物理的に触れ合う> そしてマヌケな空に雲…

死不畏死 生不偸生 男兒大節 光與日爭 道之苟直 不憚鼎烹 眇然一身 萬里長城 死して死を畏(おそ)れず 生きて生を偸(ぬす)まず 男児の大節は 光(かがやき)日と爭(あらそ)う 道 之(これ)苟(いやし)くも直(なお)くんば 鼎烹(ていほう)を憚(は…