2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧
どこぞの酷い機会にあたって 首がすっとぶのなら 多分空がたくさんある 複眼になっているのだから 怨念のようでいて 手を伸ばす程度の低空で わたしはたしかに飛んでいる
わたしがまだこどもだったとき つまりわたしがおとこだったとき 山のじめじめしたスギゴケの しきつめられた場所で きいきいとキジが鳴くのを聞いていた あれは空気を割った皹だ そうして強烈なたてぶえや ひゃんとした隙間風と同じ原理で 空気と空気の谷間…
やすらかなれ空よ 木肌ははがされて 陽に暴露された ひりひりしていくあいだに ガンマ線と紫外線とが繊維をつくっている この世が裁かるるということは ずいぶんときめの細かい錦布だったのだ 正確にはアラミドとナイロンのように 強すぎるまでのかたさだが …
わりぃけど、コールドプレイのよさってさっぱり理解できない。
おおよそ震災以降三年間はこのくそったれた場所を放置していたわけで 思えば長いなと思う。 まあなんというか、詩に関しては震災以降ろくにかいてないことになるのだが 裏面というのが震災以降ある意味かんたんに表出してしまったので これについてどうする…