sexyhoya_kouzou2005-02-12

とりあえずどうも頭打って以降調子が悪い。
たいしたことないのは自明なんだが、痛みで注意力が明らかに
鈍っているらしく、後ろからパパっとクラクションを
鳴らされることが今日だけで二回。信号無視(マジ気づかなかった)
二回、人轢きそうになること三回。ぶつかりそうになるの二回
今日昨日だけでコレだ。運だけで持っていると感じる。


とりあえず俺は自分で言うのも何だが、悪運がすさまじく強い
中学校のときアメリカに行ったとき、ホームステイ先の家族が
つれてってくれた巨大滝のそばの手すりをなんとなくつかみながら
歩いていると、足元がなんと崩れており、滝に落ちそうになるも
手すりをおもいっきりつかんで無事に済んだということがある。


しかし今回は俺の悪運も尽きたか、という台詞があと五回くらい
出そうになるほど悪運が突きかけているのを感じる。
やばかったけど皮一枚きらずに済みました、ではなく
皮膚一枚切ってなんとか済みましたくらいに後退しつつある
ギリギリの悪運でなんとかしのいでいるだけだ。
これはかなりまずい。
妙なハイテンションはそろそろ暗転する可能性を秘めているようだ


晩飯はオヤジにサイゼリアに連れてってもらう。
しかし俺のメシだけ来るのが遅い
むかついたのでもう俺一人で天下一品ラーメンを食いに行こうか
とオヤジに愚痴る。
オヤジが食い終わった十分後に俺のメシ到着。
ようやく食えるか


と思った矢先、隣の席の奴が
ドリンクバーだけで押し通そうとして店員と口論になる
実にイヤなムードだ。
ドリンクバーのみの注文は禁止って入口に書いてあっただろうに。
チラリと見ると50代くらいの
いわゆる演歌歌手風の田舎者が金だけはかけてメカシこみましたという
典型なファッションをしたオッサンである。
結局力押しに負けて店員はドリンクバーのみの注文を許す。


オッサン、その後相手の女と、あきらかに不倫話。
相手の女も五十代くらい、話を聞くと人妻。
五十代絡みが不倫の逢引にサイゼリアでドリンクバー
しかも逆ギレか。
金持ってんならくだらないことでケチるなよ。


悪運を完全に奪取された挙句に呪われたような気分になる
家に帰る途中、無茶苦茶腹が痛くなる。
さすっても一向におさまる気配はないので
やむを得ず、ベルトをゆるめ、チャックまで半分おろす
漏らすよりはマシだと思い、必死でセーターで覆いながら
道を行き交う連中から見えそうなパンツを隠す。


とりあえず俺に与えられた悪運というのはこうなのだ
街中の、飾り付けられた聖バレンタインが俺にささやく


元昇よ、腹痛を治してやることはできない。
汝が向かうべき場所は汝が知るごとく
トイレへ行け。
その間汝はゆるんだズボンからはみだすパンツを
行きかう通行人に誰一人として見られることはないであろう。
演歌を聴いてはならない、
チンマンのこすれあいにうまれるドロドロを
美学化して、自己肯定するための材料だからだ