人生の愉悦

案外時刻表を調べるというのは楽しいもんだ。
バロウズは目的地のない旅は馬鹿げていると、ケルアックを批判したが
旅自体の詩的なもんなんて添え物にすぎんっていえば過ぎないが
ガキのときは　電車に乗る　というのが第一義的目的だったわけで
ある種本能的な欲求といっていい。こまったものだがな。
こういう愉悦をいちいち詩的に表現してるとゲロが出そうになるので
そういう行動はやめようと心がけてはいる。
何が夢の銀河鉄道だってんだよ
パラダイス銀河を強制的に大音量ヘッドホンで拷問かけて
こいつを光GENJIの一員にしてやろうかねと思ったりする。


たった今窓の外を見たらかなりイイ顔のオヤジコンビが歩いている
一人は西郷隆盛と裸の大将を混ぜて10で割ったような色白で精力のない
デブオヤジ。一人は戦国武将の、目に精気ないバージョンのような
ヒゲ面のオヤジだ。久しぶりにこういうイイ顔を見るとつい
ニヤけちまうね。イイおばんの顔は業は深そうなんだが根本的に
性欲とか金欲とか宗教はまってそうとか三段階の分割しかできない
のでつまらん。農家のオバさんとかは別ね。あの農作業してます的な
イイ顔はなかなか真似できねえよなあ


てことで俺が無茶苦茶楽しみなのは
光GENJI諸星が十年後あたりに再結成するとか言い出すことだ。
マッチとかの"うっわあ、無理あるって、当時のキャラクターで通そうとすんのは"
もしくは、トシちゃんのイメチェン大失敗さ加減は、さすが当時のジャニーズだぜ
とほくそ笑みたくなるほど、今になって思うとイイ顔をしている。
ちなみに、一番無理がある存在は相原勇だと思うが
まあいいや