独房44

sexyhoya_kouzou2004-12-16

無粋に水ぶっかけるよりは、
煮えたぎった油をぶっかけるか、液体酸素をぶっかけて
人体爆弾でもつくるか(液体酸素は急激に反応すると爆発する)
つまりは到来しない奇跡を永遠に待ち続けるわけだ。


吉田松陰の東北紀行、現代思想の漂流者たち 読了
幕末の議論を見ているとある程度判ると思うが、
西洋の論理体系と江戸時代日本の論理体系は著しく
異なっている。論旨よりは気概こそ第一というような
部分さえある。彼らは何をもって合理としたのだろうか。
結局、三島にせよ彼らを珍獣としか見ていなかったようだし
司馬遼太郎はムリヤリ合理主義者に仕立てることによって
日本の歴史をある意味"西洋と平行に移動する奇跡"
(交わらないが、道に沿う)のように演出してきた部分もある。


待つことが伝統さ。