久々にパキパキにキメキメの格好であると自分が自負する格好をして
図書館に行く。多少古い服だったのでなんとなく他人の格好とかを
見ると嫉妬がわいたりもしたがそれはそれとして諦める。
しかしなぜか正月は温厚に従兄弟の息子に対処していた俺が
ガキに対してむかつく、ガキが無茶苦茶むかつく。
あー子供ってかわいいなという気持ちはどこかへ行って
しまったようで
その辺歩いてて視聴覚室のヘッドホンとか弄ってるガキを
見て、すさまじくうざったい気分がHDD五百回転し
殺す殺すという言葉が脳内で五十回くらい湧き出る
で、目があったので思いっきり睨む。
五歳にもならんのでこの目にどういう意味があるか
さっぱり悟っていない。
大人になったら悟るかもしれんが
これは"殴る犯す殺す切り裂く"など負の感情が一体化した目だ
これはアレか
自由への嫉妬という奴だと俺の中のクソリベラリスト
延々とささやき続ける。このクソリベラリスト
なんだか知らないけど放置しとくとアメリカ国歌を
歌いかねぬむかつく奴だ。
温厚な俺だが目の前でアメリカ国歌を歌われては
ホルストウィッセルリートやインターナショナルなどを
歌うのにやぶさかではない。
俺は今日という日ほどにナチスの軍服を持っておらない
ことに後悔の念を発したことはなかった
俺の列車砲を食らえといいつつ下半身を裸にして
走り回ればそれだけでナチスの恐ろしさというものが
常人にも伝わろう。それもまた功徳になるのでは
ないかと思いながらも当初の目的であるニールヤングを
借りると図書館を後にし、詩学を立ち読みする。