一週間。

sexyhoya_kouzou2005-06-11

そういえばもう一週間たったのだ、とおもうと
脱力してゆく感じがふかまってゆく、実際問題
ぼくがいったいどこにいっていたのだろうと
一々考えているとひとつひとつの円形が塗り
つぶされて黒いドット形が世界の三百六十五日を
延々と埋め尽くしていくと夢想するだけでもう
どうでもいいと思えてしかたない。きっときみや
誰かとの陶酔の日々がこれら黒いドットのわずかな
間隙に白い乳液を注入して、わずかな灰色を作り
三百六十五のドットが立体化したときにどうしようもない
理想に飢えながら世間を嫌悪している少女あるいは
白い煙にうもれて現実の彼方を見ている少年のハーフ
トーン図像でも作り出すことができたら僕の人生
なんてのはそれで充足したようなものだ。母さん
とかよんでいるひまがあったらロックンロールとでも
叫んでいる思春期の真似はもうできないから呟く、
耳に息を吹きかけるように、ランボーの詩の一節。
へろへろになった脳みその細胞をひとつ破壊していく
ただそれだけのために