宇宙

sexyhoya_kouzou2005-11-30

宇宙音というのが一昔前のSFでつかわれていたが当然のことながら宇宙は空気が
ないので音を伝導するものがない、つまりは音がないということになる。
スペースサイケだのにはまってた俺としてはそれでもあの効果音は悪くないと
考える。広さ、を認識するには最も適していると思うからだ。
次に視点だ。単純に宇宙服だのを着ていれば前方にあるガラスとかで距離感が
つかめるはずだが、あまりに広大な宇宙空間である以上、星があったとしても
べつに隕石自体もそうそう当たるようなものではないようで、基本はなんもない
というのが宇宙である。だとすると天球のようなものにつつまれて見えるか
あるいは二次元のように見えるはずである。しかし、地球上で天球状に
区別できるように見えるのは地平という遮蔽物があるがゆえであり
360度のうちの180度を地面がしめているという事実がある。だが
たしかに肉体という支点が存在する以上、球のなかにうかんだように
みえるかもしれない。しかし星が純粋に大きさを区別できるほど距離感
あるものとして捉えられないのが視点だとすれば自分の手なりが視点に入らない
限り紙ペラのようにしか見えないのではないかというのが俺の考えだ。
この反響しない空間性をいかに表現していくかというのが宇宙と詩とのかかわり
ということになるだろうが、つくづく世界観というものは狭い地平で反響を
意図して考えられたものなのだということを痛感せざるを得ない。

宇宙音というのが一昔前のSFでつかわれていたが当然のことながら宇宙は空気が
ないので音を伝導するものがない、つまりは音がないということになる。
スペースサイケだのにはまってた俺としてはそれでもあの効果音は悪くないと
考える。広さ、を認識するには最も適していると思うからだ。
次に視点だ。単純に宇宙服だのを着ていれば前方にあるガラスとかで距離感が
つかめるはずだが、あまりに広大な宇宙空間である以上、星があったとしても
べつに隕石自体もそうそう当たるようなものではないようで、基本はなんもない
というのが宇宙である。だとすると天球のようなものにつつまれて見えるか
あるいは二次元のように見えるはずである。しかし、地球上で天球状に
区別できるように見えるのは地平という遮蔽物があるがゆえであり
360度のうちの180度を地面がしめているという事実がある。だが
たしかに肉体という支点が存在する以上、球のなかにうかんだように
みえるかもしれない。しかし星が純粋に大きさを区別できるほど距離感
あるものとして捉えられないのが視点だとすれば自分の手なりが視点に入らない
限り紙ペラのようにしか見えないのではないかというのが俺の考えだ。
この反響しない空間性をいかに表現していくかというのが宇宙と詩とのかかわり
ということになるだろうが、つくづく世界観というものは狭い地平で反響を
意図して考えられたものなのだということを痛感せざるを得ない。