自己崩壊衝動カードワース2

精魂込めて育てた自キャラを奴隷市場グスタに売り、
必殺技発動時に「くらえ!魔旋風!!」とか厨房な
台詞を吐く連れ込みNPCを加えて冒険をはじめる
主人公設定のあるシナリオで連れ込みNPCが「だって見棄てられないだろ」とか
偽善的な台詞を吐くたびにテーブルモードで暗殺の一撃を試すがあたりまえだが
殺せない。


リンチシナリオでも作るかなぁとなんとなくつぶやいてみる。
公民権運動が起きる前、アメリカ南部での娯楽といったらリンチらしく
茶飲み社交場のような感覚だったらしい。いくつもボコされた黒人の
死体の側での記念撮影が残っている。首にくくられた黒人さえ写って
いなければ古き良き集合写真にすぎない。人が木にくくられてぶらさがって
いる側で、男女の出会いが育まれていたのだ。あるいは若い男女が
今日リンチがあったらしいよ、いってみようよと映画に行く感覚で
リンチを見る。サラリーマン家庭の夫婦がたまの休みにリンチを
見に行って笑いあう。ぶらさがったあとに伝説の樹としてティーンが
切ない想いをぶつける。こいつが実際に起こった話ってわけだ。

三丁目の夕日とかいう中年バカのノスタルジーをアテにした作品より
こういう作品作った方が面白いんじゃねえのかね。