とりあえずいかに俺が拒否しても世代ということあるいは
時代ということの束縛は永遠につきまとう。まず俺の世代というもの
そのものが俺と同じことを言い続けているのだと思うとどうしようも
ない徒労感を感じる。俺らが団塊の連中について否定したことを
おそらく今幼稚園児の小僧に同じような世代としてのくくりとして
言われるのは目に見えている。そもそもEAST&YURIも安室もスピッツ
宇多田もアニメ全般、ゲームも拒否しつづけ、ほとんど同世代と同じ
ような話題体系を拒否し続けた俺がなぜこいつらの世代として捉え
られなければならないんだろうという違和感と嫌悪感は残ったままだ。

そもそも、俺を拒否し俺も拒否したという関係そのままで推移していった
結果が俺であることは間違いないじゃねえかと思うのだが、どうもそうは
いかないらしい。とりあえず若い連中は年寄りの割りにバカということで
普通に嫌悪するだろうし、歳食った連中はバカだから安心するだけだろう
まぁしょうがない。間違いなく人生は失敗したし。