sexyhoya_kouzou2005-04-24

どうかんがえても季節外れなんだがスーパーでカジカという魚を見つけた。
しかも激安。明らかに醜い姿なので売れなかったのだろう可愛そうにと
思いとりあえず買ってみる。がサバく段階で触ってみると ウニャ と
カエルの皮膚のようにタルんだ感じがする、俺カエル結構好きなんだよな
実は。なのでこの感触はかなり心地よく何度も触る。しかし同時に
俺の手に負えるのかと迷いが生じ同時になぜか知らんが妙な笑いが
ケケケケケケケとこみ上げて来る。どうせ食い物なんだから
なんとかなるだろうと皮をむきさばいてブイヤベースにして食う。
ネットの記述どおり激ウマ。


そういや昨日俺は多分間引き用に出荷された帆立の稚貝も味噌汁に
ぶっこんだ。合計数えると十匹だ。水をかけるとパクパク動いたがまぁ
お湯にぶっこんだ。ここで冷徹に開き直るか感情的に反発するかの
両方のパターンがあるが両方とも避けたいというとこだ。
死を前提とする以上食う側と食われる側にやはり
相互の敬意は必要だな。実際食う以上は食われるのだしな。


誰だったか、禅の坊主が唐に留学した際、誰を師匠に仰ぐべきかと
迷っていた。問答をしても修行についてもこれぞという人間はなかなか
おらず、思案しているとひとりこれぞと思うべき名僧があらわれた
何をしているのかと聞くとその寺の炊事の一切をまかされているという
そこでその禅坊主は炊事の一切を学び日本に帰り、名僧としての名を
高めたという。食うと言う根幹こそたしかに問題ではあるのだ。