陶淵明

sexyhoya_kouzou2005-06-18

88 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2005/06/17(金) 12:20:31
陶淵明は辞職した時、まだ裕福だった。
田舎に帰って、毎日菊に対して酒を飲んだりして、
興味本位で豆を植えたりしている(草盛り、豆苗稀なりだけど)。
悠々自在な暮らしを送っている。
「帰去来辞」、「飲酒」などの詩作もこのごろ。

が、晩年に火事に会って、財産全焼。それ以降生活が暗転。
本気に百姓をやらざるを得ないが、年だしそもそも農業なんて素人だし、
どんどん貧乏になってきて、最後県庁の使者が訪れる時、
米一粒もない部屋に横たわっている有様だった。

しかしそれでも彼は県の就職の話を断った。
死ぬまで二度と田舎を出なかった。
多分かれこそ本当に就職したらまけって考えていたかも。