どこぞの酷い機会にあたって 首がすっとぶのなら 多分空がたくさんある 複眼になっているのだから 怨念のようでいて 手を伸ばす程度の低空で わたしはたしかに飛んでいる

わたしがまだこどもだったとき つまりわたしがおとこだったとき 山のじめじめしたスギゴケの しきつめられた場所で きいきいとキジが鳴くのを聞いていた あれは空気を割った皹だ そうして強烈なたてぶえや ひゃんとした隙間風と同じ原理で 空気と空気の谷間…

やすらかなれ空よ 木肌ははがされて 陽に暴露された ひりひりしていくあいだに ガンマ線と紫外線とが繊維をつくっている この世が裁かるるということは ずいぶんときめの細かい錦布だったのだ 正確にはアラミドとナイロンのように 強すぎるまでのかたさだが …

わりぃけど、コールドプレイのよさってさっぱり理解できない。

おおよそ震災以降三年間はこのくそったれた場所を放置していたわけで 思えば長いなと思う。 まあなんというか、詩に関しては震災以降ろくにかいてないことになるのだが 裏面というのが震災以降ある意味かんたんに表出してしまったので これについてどうする…

いとしのレイラ

久しぶりにクラプトンのいとしのレイラをきく ギターをあまり知らない俺で 正直あまり好きじゃない曲なんだが どう考えてもラブソング史上最強の曲に入ると思う 理由はどうかんがえても展開がおかしいこと あの有名なリフとギターソロだけで終わらせていいん…

ウエノ関係で思ったことは いろいろあるがまず一発目としては ヒップホップ野郎多すぎっていう 嫉妬とか苛立ちとか健康的に若者はイイネーとか そういうのが交じった感じの吐き出し方をしている やりたいことが多少見えてきた 歪んだ感情が不可欠だ

鶴が谷は廃墟の団地ばかりで非常に落ち着く。

やれやれ…アレが気に食わないなら素敵にでも変えておきますか。わははは、片野さん、結構面白い解釈しますね。 俺は"馬鹿な偽善としか思えませんな”と書いたはずですが? さてこれは行為にたいしてでしょうか?人物に対してでしょうか。いつから国語能力検定…

はてな再開しろと

言われたので再開しようと思う。 なんだかわからんが 俺はなんか疲れた 普通疲れたら何か辞めるもんだが あえて再開するのもいいと思うんだ。

ハイク続けてるんだが何がなんだかマジさっぱりわかんねえ。 これはそもそも何を目的としているんだろうか。 コミュニケーションなんだろうか。 やっぱ俺ってアレだ。すげーオールドタイプなネット人間なんだな。 ネットの中では男も女もないとか彼女作るの…

ほとんど休眠状態だったはてなだが、ハイクに参加するため多少動かしてみる

衝動的にヤフー、ホットメールのパスワードを変更する。 いままで統一していたんだが分散してバラけさせることにした。 こういった面倒くさい作業をしていると生活というものが 妙に緊張感あるもののように思えてくる。なんというか、仙台にいると裏切られつ…

とりあえずあずまんのキャラクターズ目的で、新潮を購入。 ただぶっちゃけ、文字通り新しい風を入れたいなー的な ブン檀の意図のよーなものを勝手に想像できてしまうほどに 位置付けとしてゲスト臭さが満載なんで、こりゃどうしたもんかなあと 実際おもしろ…

トニーウィルソン死去、あのファクトリーの蔭のあるポップさももはや 遠い昔の話とはね。とはいえ、時は過ぎまた夏がいつかはやってくる

さてと

いいかげんこのブログも忘れ去られたろうから、色々と書いてやる。朝青竜問題についてすこし考えてみるとするか ぶっちゃけて言ってしまえば文化の護持なんてのは 不合理を保守することもついてまわってしまう つまりはくだらないことで人死にが出ても仕方な…

ゲロ疲れた

銭ほしいな

話題になっているので、わざわざPDFで読んでみました。 http://www.mext.go.jp/b_menu/houan/an/06042712/005.pdfなぜこの文を投稿するかというと、正直言って 愛国心教育云々という部分に囚われすぎることによって この法案の本質をどうも見失っている気が…

神君徳川いえやす公

いえやす公 幕府をひらいてくださいいにしえということばがすっかりと きえさったあとで誰もが 赤いカーテンや黒いカーテンのむこうで からごころのうたをうたっていますしかたないのでぼくたちは 石竹でつくられたさくらの顔料の 女の肌をみつめながら たた…

笑福亭鶴瓶を眺めた 春の海を聞きながら 腹は温まって 頭はつめたい デケデケデンとまず反省すると 帰省のときだった 語らなかったことは 怪奇と絢爛豪華 それに 乾麺を茹でた昨日のことだザルに挟まった菜クズが 干からびていて まるで俺の人生じゃねえか …

おれは酒を飲んでいた。 春の海を聞きながら テン テケテケテケテン グデン ぐでんぐでんと くだらない愚痴とともに 哲学と思想を語った俺は怪奇を語らなかった 絢爛を語らなかった 俺が語った人生のつらさ 下卑たものとして そして人生のよろこびは 謹んだ…

ライ麦畑でつかまえて

とりあえず就職活動の講習会。これで何回目だといわれるほど 受けてるが正直糞だるくてしかたない。 もうマジで俺はライ麦畑のつかまえ役でいいわなんつーかごくたまにある人生すべてに対しての疑問というか ちょっとだけ国家体制そのものに対しての疑問が湧…

いずれ本当に いやになるはずさ 泣くことやわらうこと 生きてゆくこと、いずれ死ぬこと眼をとじてわめくくらやみや とびあがる光 はだにささるつめたさ はらから喉までのあたたかさ においにわらいごえそして すべてのたわごとよさらば ぼくたちはどこへいこ…

へのころ 2005年12月8日16時43分から2006年11月23日2時11分まで - [批評・散文・エッセイ]健康と性欲〜吐き出しては飲み込む自然の大摂理/へのころ[2005年12月8日16時43分]昨日のことだったんだが、あまりに肩こりが酷いのでおちつかなかったの でゆうゆうと…

かの地平線の弧に へばりついてすすむ黒船に モンスタームービーを乗せろ 重油、石炭、ガソリン、を がつがつと食らいながら ぼんスカぼんスカくろ屁をかまし 勢い余ってアメリカ大陸だ! とはいえ、 蟻が掌上で遊ぶように かわいい暴れっぷりを見せて 悦に…

911五周年 以前、911直後に俺が書いたもんが911の暗喩のよーにとられたことが あって、自分としては相当なショックだった。 暗喩的なものはあっさりとひとつの事件に直結させられる。 ノストラダムスをそれなりに詩人として評価する俺としては ある程度覚悟…

国道四号線を突っ走っていた 倒置法をつかうほどのこともない ぼろっちい軽で がたがたとゆれながら気鬱になった のどかな風景ゆっくり走る軽 という特権はここにはないから いくつかの破滅をエンターテイメントとして 考えながら時間をつぶしたうすっぺらな…

25.5全く新たな法令が布告された。読んではいないし細部も知らないが 誰もが自然に慣れ従った。俺の領土は猫の額ほどもなかったが、ここに立っているだけで 両足裏の部分だけは領土としての主張ができることになった。そして侵犯が足を踏むという行為に限ら…

宇宙を越えて町並みへゆこう

毎の朝から晩にいたるまで シャンといかつい格好で ゆれてあるくのは夏の熱病で 汗も涙もそのまんま 急に冷えたビルのなか 階段を歩いては 気が咎めてまた降りるつまり、この階段を下りていって 階段の一段いちだんを ふみしめるたびに くらくなるというわけ…